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帰りの便まで半日ほど時間があったんで中島公園を後にして向かったのが、BREAD MUSEUM。 ここは札幌のローカルの人が考えた観光ガイドのリーフレットに載っていたところで、 大好きな白い恋人パークとどっちにしようか迷ったんだけど、 白い恋人パークの方が微妙に遠かったんでこちらをチョイス。 パンの博物館なんて珍しいしね。 こちら、日本で初めてのパンの博物館なんだそう。 これが札幌市民の方々が作った観光コースのリーフレット。 いろんなコースがあって、読んでるだけでも面白かった。 BREAD MUSEUMは女性にうれしい美味しいコースに載ってました。 実はモエレ沼公園に行こうか最後まで迷ったんだけど、 エアーの時間が心配だったんで泣く泣く断念。 次は絶対行くぞ~! ガイドにはバスでの行き方が書いてあったけど、地下鉄でも行けるので、私は地下鉄をチョイス。 最寄り駅は東西線の琴似駅。 そこから歩いて10分くらいだったかなー。 ホントは駅から市バスに乗って発寒橋で下車、というのが一番近いんだけど、 バスの本数が少ないんだもん。 このBREAD MUSEUMのある北欧館は1Fはベーカリー、3Fは工房、 そして2FがパンのバイキングとこのMUSEUM。 入場券はバイキングのレジで購入。 意気揚々と扉を開けると、こーんなかわいい自転車があって、 早くもガッチリとハートを掴まれてしまった(笑) 無造作に積み込まれたパンがいい感じ♪ 実際こんな自転車で売りにきてたら思わず買っちゃうかも、と思ったけど、 本物のパンなら潰れてるだろー、と我にかえる(笑) あ、でもフランスパンなら大丈夫か。 まるで本当に北欧のお家におじゃましたみたい~♪ これは北欧の伝統的なパン焼き釜なんだとか。 こういう釜が家にあるって、今の生活じゃ考えられないけど、ちょっと憧れるなー。 木のぬくもりが感じられる使い込んだ家具と、そこに当たり前のようにあるパンたち。 素朴だけど豊かな食生活が見えてくる。 北欧での家庭の雰囲気を満喫していると、今度はパン屋さんが見えてきた♪ 中で働いていたのは……。 小人さんでーす♪ それともパンの妖精かな? もう可愛すぎ~~~! あんまり夢中になりすぎて、隅々まで写真撮りまくり。 ここで一番時間使ったなー。 パン屋さんの朝は早い。 まだみんなが寝ている夜明け前から一生懸命働いて、美味しいパンを作ってる。 なんだか本当に美味しい香りが漂ってきそう……。 一生懸命働いてる小人さんがまたいじらしくて。 私も寝ている間に仕事をしてくれるこんな小人さんが欲しいにゃぁ。 でも、彼らがやってきてくれたところでただパンを焼いてくれるだけで、私の仕事は片付けてはくれないのよね。 まぁ、それはそれで嬉しいけどさ。 って、妄想がどんどん膨らんでく~(笑) こんな妄想を膨らませながら、次の部屋に移るとそこにはバイキングの帆船が。 けっこうでかい~っ! どうせなら船に乗ってみたかったけど、さすがにそれは無理だった。 船の下にはアンティークの道具がズラリ。 それにしても、バイキングが必要とするパンの量ってどのくらいだったんだろうねー。 乗組員の数も多かっただろうし、海の上での生活の方が長いだろうし。 魚ばっかり食べてるわけにもいかないもんなぁ。 船のある展示スペースには道具やら資料やらも展示されていて、 古今東西のパンの歴史が辿れるようになってます。 ひとつひとつのパンの名前を紹介していたり、 こーんな象形文字のパネルまであったり。 古代エジプトのパン職人たちの様子もジオラマで描かれてます。 この職人たちは王様が死ぬとあの世でパンを焼くようにと、一緒に埋葬されたんだとか。 昔の(今も?)王様ってのはどこの国でも傲慢よね~。 まぁ、だからこそ王なんだろうけど。 でもさー、現世での権力があの世でも通じると思ってるなら、あの世で職人を雇えばいいじゃんね。 なんて、最後はちょっぴり憤りを感じつつも、かなり堪能してきました、BREAD MUSEUM。 小さいけど、なかなか見応えあるし、面白かった! でもやっぱりちょっとマイナーなんだろうなぁ。 この日、お客は私1人。ひゃ~、寂しい~。 もっともそのおかげで私は心置きなく写真を撮ることが出来たんだけど。 でも、お隣のパンのバイキングはめちゃ繁盛してた(笑)。 私は時間がなくてバイキングは断念したけど、ランチもできるし、 パン好き、北欧好きなら1度行ってみてもいいんじゃないかなー。 結構穴場ですぞ、ここは。 そんなわけで、これで北海道旅行記もおしまい。 たった2泊3日の旅行記に3ヶ月もかけてしまった(苦笑)。 長々と付き合ってくれたみなさま、どうもありがとう。 今後は次の旅に出るまで、昔行った旅行をポツポツと振り返っていきたいと思ってるんで、 これからもよろしくです♪
by charumin
| 2007-05-24 00:56
| 北海道旅行記
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